デスクトップアプリを使い始める
Claude Code デスクトップアプリのインストール手順と、Codeタブで最初のセッションを始める流れ、Chat/Cowork/Codeの3タブの違いを解説する
この節で学ぶこと
この節では、デスクトップアプリのインストール方法、3つのタブ(Chat / Cowork / Code)の役割の違い、Code タブで最初のセッションを始めるまでの手順がわかります。
ターミナルを開かずに使う GUI版の入口
モデル選択・慣れてからの機能・CLIとの関係は本文で扱う
デスクトップアプリとは
Claude Code をターミナルではなく GUI で使うと何が変わるか、たとえで見てみましょう。
複数タスクを同時に見渡す
サイドバーで並行して進む複数のタスクを一覧できる
好きな配置に並べる
ドラッグ&ドロップでターミナル・ファイルエディタ・差分ビュー・アプリのプレビューを配置
ターミナルなしで完結
GitHub の PR 監視や自動マージ、スケジュール実行まで1つの画面で
対してターミナルは、包丁とコンロだけの厨房。使いこなせば速いが、複数の鍋を同時に見張るには画面分割や tmux の工夫が要る
利用には Pro・Max・Team・Enterprise のいずれかのサブスクリプションが必要です。
公式ドキュメントの要約
3つのタブ
デスクトップアプリには Chat・Cowork・Code の3つのタブがあります。この節では主に Code タブを扱います。
Chat
ファイルアクセスなし。claude.ai に近い一般的な会話用
Cowork
サンドボックスVM内で自律的にバックグラウンド実行する独立エージェント
Code(この節の対象)
ローカルファイルに直接アクセスする対話型コーディングアシスタント
Chat と Cowork の詳細は Claude Help Center が扱います(本節は Code タブに絞って解説します)。なお Cowork には「オンデバイス(自分のPC上でVMを起動)」と「リモート(Anthropic管理VM上で起動)」の2種類があります。
Code タブでは、権限モード(permission mode)に応じて、Claude が提案した変更を1件ずつ承認するか、実行後にまとめてレビューするかが決まります。
インストールする
- 1
インストールしてサインイン
macOS・Windows はダウンロードリンクからインストーラーを取得(Windows は x64 用 / ARM64 用で分岐)。Linux(ベータ)は apt または
.debで Ubuntu / Debian に。インストール後 Anthropic アカウントでサインイン - 2
Code タブを開く
画面上部中央の Code タブをクリック。有料プラン未加入ならアップグレードを促される
サインインを促された場合や 403 エラーが出た場合は次のとおりです。
- オンラインでのサインインを促されたら、サインインを完了してアプリを再起動する
- 403 エラーが出たら、認証まわりのトラブルシューティングを確認する(公開準備中)
デスクトップアプリには Claude Code 本体が同梱されているため、Node.js や CLI を別途インストールする必要はありません。ターミナルから claude コマンドを使いたい場合のみ、CLI を別途インストールします(CLIのクイックスタートを参照)。
Codeタブで最初のセッションを始める
各ステップを順に見ていきます。
- 1
環境とフォルダを選ぶ
Local が既定。Select folder でプロジェクトのディレクトリを選ぶ
- 2
モデルを選ぶ
送信ボタン横のドロップダウンで選択。後からいつでも変更できる
- 3
指示を出す
下のチャット例のように指示する
- 4
変更をレビューする
権限モードで挙動が変わる
ステップ4「変更をレビューする」の後の分岐
Auto / Accept edits
そのまま適用し、+12 -1 のようなインジケーターで差分ビューを確認
Manual
Accept を押すまでファイルは未変更。Reject すると進め方を聞き直す。差分ビュー・Accept/Reject ボタン・進行状況をリアルタイムに確認できる
環境は Local のほかに3つ選べます。
Local
自分のマシンでローカルファイルを直接使う。Windows は Git のインストールが必要(多くの Mac はデフォルトで Git 入り)
Cloud
クラウド上で実行。アプリを閉じても継続。Claude Code on the web と同じインフラ(Webでのクイックスタート参照)
SSH
サーバー・クラウドVM・開発コンテナに接続。初回接続時にリモートへ Claude Code を自動インストール
WSL(Windows)
WSL 2 ディストリビューション内で実行。Claude Code・ツール・git は Linux 側のネイティブパスのまま動く
指示の例です。
セッションはコードについての1つの会話単位で、それぞれが独自のコンテキストと変更履歴を持つため、複数タスクを互いに干渉させずに進められます。
慣れてきたら試す機能
最初のセッションを終えたら、次のような機能が役立ちます。
- 割り込みと軌道修正: 停止ボタンで即座に中断できます。あるいは実行を止めずに、修正内容を入力して Enter で送るだけで軌道修正できます。どちらの方法でも、完了を待ったり最初からやり直したりする必要はありません。
- コンテキストを渡す: プロンプト欄で
@ファイル名と入力して特定のファイルを会話に取り込めます。添付ボタンから画像や PDF を添付したり、ファイルをプロンプト欄にドラッグ&ドロップしたりもできます。 - スキルで繰り返し作業を自動化:
/を入力するか + → Slash commands から、組み込みコマンド・カスタムスキル・プラグイン提供のスキルを閲覧できます。 - コミット前にレビュー: ファイル編集後に表示される
+12 -1のようなインジケーターをクリックすると差分ビューが開き、ファイルごとに変更内容を確認したり特定行にコメントを付けたりできます。Claude はコメントを読んで修正します。Review code をクリックすると、Claude 自身に差分を評価させ、インラインで改善提案を付けさせることもできます。 - プラグインで機能を追加: プロンプト欄横の + から Plugins を選ぶと、スキル・エージェント・MCP サーバーなどを追加するプラグインを閲覧・インストールできます。
- 作業スペースを整える: チャット・差分・ターミナル・ファイル・ブラウザの各ペインを好きな配置にドラッグできます。`Ctrl+
でターミナルを開けます。 - アプリをプレビューする: デスクトップ内で開発サーバーを起動すると、アプリが Browser ペインに開きます。Claude は動いているアプリを見て、エンドポイントをテストしたりログを確認したりしながら反復できます。
- プルリクエストを追跡する: PR を開いた後、Claude Code は CI のチェック結果を監視し、失敗を自動修正したり、全チェック通過後に自動マージしたりできます。
- スケジュール実行: 毎朝のコードレビュー、週次の依存関係監査、連携ツールから情報を集めたブリーフィングなどを定期実行するタスクを設定できます。
- スケールさせる: サイドバーから並行セッションを開くと、それぞれ独自の Git ワークツリーで動きます。タスクペインでサブエージェントやバックグラウンドコマンドの状況を確認できます。サイドチャットでメインの会話を止めずに別質問ができます。長時間タスクはクラウドに送ってアプリを閉じても継続させられます。GitHub・Slack・Linear などの外部ツールも接続できます。
CLIとの関係
デスクトップアプリは CLI と同じエンジンで動いています。同じプロジェクトで CLI とデスクトップアプリを同時に使うこともでき、CLAUDE.md ファイル・MCP サーバー・フック・スキル・設定は両者で共有されます。
ここがポイント
CLIと同じエンジンで動き、設定は両者で共有される
つまずきポイント
よくある誤解
Manual モードで Claude が変更を提案した時点で、もうファイルは書き換わっていると思いがち
実際は
Accept を押すまでファイルは1バイトも変わらない。Reject しても作業自体は失われず、Claude に「どう進めるか」を改めて聞き直せる
よくある誤解
Local 環境ならどの OS でも同じように動くと思いがち
実際は
Windows で Local セッションを使うには Git のインストールが必須。多くの Mac はデフォルトで Git が入っているため気づきにくい差
よくある誤解
Chat タブでもローカルファイルを直接編集できると思いがち
実際は
Chat はファイルアクセスのない一般会話用(claude.ai に近い)。ローカルファイルを直接編集できるのは Code タブだけ
- 参考(公式ではない): 初めての操作では、小さくてよく知っているプロジェクトを選ぶと、Claude Code が何をしてくれるか最短で体感できます。
関連リンク
- 権限モードの詳細: 権限モードを選ぶ
- CLI からのクイックスタート: CLIのクイックスタート
- Web版のクイックスタート: Webでのクイックスタート
- サーフェス全体の比較: 第3章「サーフェス一覧」(公開準備中)
- デスクトップアプリの全機能リファレンス: 原文の "Use Claude Code Desktop"(公開準備中)
出典
- Get started with the desktop app(取得日: 2026-08-18)