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Claude Code のインストールからログイン、最初のセッションでコード変更を依頼するまでの一連の流れ
この節で学ぶこと
この節では、Claude Code を導入してから最初のコード変更を依頼するまでの一本道 — インストール手順、最初のセッションだけ特別な挙動をする理由、日常的に使うコマンド — がわかります。
インストールから最初のコード変更依頼まで一本道
実行環境やプランが変わっても、最初のセッションだけ挙動が変わるという流れは同じ
Claude Code を使い始めるまでの流れ
新しいメンバーが会社に入るところを想像してください。初日にPCとID(社員証)が支給され、オフィスに出社し、先輩に業務内容を尋ね、最初の小さなタスクを任されます。最初のタスクは先輩が一つ一つ確認しながら進めますが、慣れてくると徐々に任される範囲が広がっていきます。
インストール
PCの支給
ログイン
社員証の発行
セッション開始
出社
質問する
先輩に業務を聞く
変更を依頼
最初のタスク(先輩が一つ一つ確認しながら進める)
最初のタスクだけは先輩が一つ一つ確認しながら進む
Claude Code を使い始める流れもこれと同じです。最初のタスクだけは一つ一つ確認しながら進み、セッションを重ねると任せられる範囲が広がります(2回目以降に auto モードへ移るかどうかの条件は後述します)。
ここがポイント
最初のタスクだけ逐一確認しながら進み、慣れると任せる範囲が広がる
インストールからログインまで
インストール方法は複数あります。
ネイティブインストール(推奨)
macOS・Linux・WSL: curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash / Windows PowerShell: irm https://claude.ai/install.ps1 | iex。バックグラウンドで自動更新される
Homebrew
brew install --cask claude-code。claude-code は安定版チャンネル(最新版から約1週間遅れ、重大な不具合があるリリースはスキップ)、claude-code@latest は最新版チャンネル。自動更新されないため brew upgrade claude-code を自分で実行する必要がある
WinGet
winget install Anthropic.ClaudeCode。自動更新されないため winget upgrade Anthropic.ClaudeCode を定期的に実行する必要がある
パッケージマネージャー
Debian・Fedora・RHEL・Alpine では apt・dnf・apk でもインストールできる(詳細は インストールと環境構築 を参照)
インストール後、claude --version を実行するとバージョン番号と (Claude Code) が表示され、インストールが成功したことを確認できます。
ログインはアカウントが必須です。ターミナルで claude を実行すると初回にログインを求められます。
初回はブラウザ認証
ターミナルで claude を実行すると初回にログインを求められる。Claude サブスクリプション(Pro / Max / Team / Enterprise)または Claude Console アカウントならブラウザでの認証を案内される
APIキーで挙動が変わる
環境変数 ANTHROPIC_API_KEY を設定している場合、ログインプロンプトの代わりにそのAPIキーを承認するよう求められる
以後はログイン不要
ログイン後は認証情報が保存され、以後ログインし直す必要はない
切り替えは /login
アカウントを切り替えたい時はセッション内で /login を実行する
ログインできるアカウント種別は次の4つです。
Claude Pro・Max・Team・Enterprise
推奨。ブラウザでの認証でログインする
Claude Console
前払いクレジットによるAPIアクセス。初回ログイン時に費用管理用の「Claude Code」ワークスペースが Console 上に自動作成される
クラウドプロバイダー経由
Amazon Bedrock・Google Cloud の Agent Platform・Microsoft Foundry などエンタープライズ向けクラウドプロバイダー経由
組織のゲートウェイ
組織が自前で運用する Claude apps gateway。管理者が事前設定したゲートウェイURLに対し、/login が Cloud gateway 画面を開き、社内SSOでサインインする
詳細は 認証 を参照してください。
最初のセッションで何が起きるか
作業したいプロジェクトのディレクトリで claude を実行するとセッションが始まります。
cd /path/to/your/project
claudeプロンプトの上にバージョン・現在のモデル・作業ディレクトリが表示されます。/help で使えるコマンド一覧、/resume で過去の会話の再開ができます。
セッションが始まったら、まずはコードベースについて質問してみます。
what does this project do?Claude はプロジェクトのファイルを分析して要約します。Claude はプロジェクトのファイルを必要に応じて自動で読みに行くため、コンテキストを手動で追加する必要はありません。
技術構成を聞ける
「どの技術を使っているか」「エントリーポイントはどこか」「フォルダ構成を説明して」のような、より具体的な質問も有効
Claude自身にも聞ける
Claude Code 自身の機能について尋ねることもできる(「Claude Code に何ができるか」「カスタムスキルの作り方」「Dockerと組み合わせられるか」など)
続けて、実際にコードを変更させてみます。
add a hello world function to the main fileClaude Code は該当するファイルを見つけ、変更内容を提示します。インストール後の最初のセッションでは、Claude は変更のたびに確認を求めます。 表示された変更に対しては「Yes」を選んで承認します。
最初は毎回確認
インストール後の最初のセッションでは、Claude は変更のたびに確認を求める
終了後はautoが既定
最初のセッションが終わった後は、Pro・Max・Team プランのインタラクティブなターミナルおよび VS Code セッションで auto モードが組み込みの開始権限モードになる(クラシファイアと呼ばれる第二のモデルがあなたの代わりに操作を審査し、ほとんどのファイル編集・コマンド実行を確認なしで行う)
それ以外はManualが既定
Pro・Max・Team 以外のプランでは Manual モードが組み込みの開始モード。設定や組織のポリシーによって開始モードが変わることもある
いつでも切り替え可能
セッション中は Shift+Tab でいつでも権限モードを切り替えられる
開始モードの決まり方は 権限モードを選ぶ にまとめられています。
ここがポイント
最初のセッションだけ毎回確認、その後は auto が既定になる(プランによる)
Git 操作・バグ修正・その他のワークフロー
Git 操作も自然文で依頼できます。
what files have I changed?
commit my changes with a descriptive message
create a new branch called feature/quickstart
show me the last 5 commits
help me resolve merge conflictsバグ修正や機能追加も自然文で説明します。
add input validation to the user registration form
there's a bug where users can submit empty forms - fix itClaude Code はこの種の依頼に対して、次の流れで対応します。同様に、リファクタリング・テスト作成・ドキュメント更新・コードレビューの依頼もできます。
- 1
関連コードの特定
- 2
文脈の理解
- 3
実装
- 4
テストの実行
あれば
refactor the authentication module to use async/await instead of callbacks
write unit tests for the calculator functions
update the README with installation instructions
review my changes and suggest improvementsよく使うコマンド
シェルから実行するコマンドと、セッション内で実行するコマンドは別物です。
シェルコマンド
ターミナルから claude を起動する側。対話開始・単発タスク・会話の継続や再開に使う
セッション内コマンド
claude 起動後、対話の中でスラッシュ (/) から呼び出す。履歴のクリアや終了などに使う
シェルコマンド
| コマンド | 内容 | 例 |
|---|---|---|
claude | 対話モードを開始 | claude |
claude "task" | 一回限りのタスクを実行 | claude "fix the build error" |
claude -p "query" | 一回限りの問い合わせを実行して終了 | claude -p "explain this function" |
claude -c | 現在のディレクトリで直近の会話を継続 | claude -c |
claude -r | 過去の会話を再開 | claude -r |
セッション内コマンド
| コマンド | 内容 | 例 |
|---|---|---|
/clear | 会話履歴をクリア | /clear |
/help | 利用可能なコマンドを表示 | /help |
/exit または Ctrl+D 二回 | Claude Code を終了 | /exit |
つまずきポイント
よくある誤解
auto モードが組み込みの開始モードなら、インストール直後の最初の依頼でも確認なしで変更されるはず
実際は
Pro・Max・Team プランでも、auto モードが開始モードになるのは最初のセッションが終わった後から。インストール直後の最初のセッションでは、Claude は変更のたびに確認を求める
よくある誤解
Homebrew や WinGet で入れれば、ネイティブインストールと同じようにバックグラウンドで自動更新される
実際は
自動更新されるのはネイティブインストール(curl / irm)だけ。Homebrew・WinGet で入れた場合は brew upgrade claude-code や winget upgrade Anthropic.ClaudeCode を自分で実行する必要がある
よくある誤解
ANTHROPIC_API_KEY を設定していても、ログイン時の挙動は普段と変わらないはず
実際は
環境変数 ANTHROPIC_API_KEY がセットされていると、通常のログインプロンプトではなく「このAPIキーを承認するか」を聞かれる。Console アカウントでの利用時に混乱しやすいポイント
- 参考(公式ではない): 新しいプロジェクトで作業を始める時は、いきなり変更を依頼せず「what does this project do?」のような質問から始めると、Claude がコードベースを把握した状態で以降の依頼の精度が上がります
関連リンク
- 導入後の詳しい設定: インストールと環境構築
- ログイン・認証情報の管理: 認証
- auto モードの開始条件・切り替え方: 権限モードを選ぶ
- エージェントループや組み込みツールの仕組み: Claude Code の仕組み
- CLAUDE.md・スキル・フック・MCPでの拡張: 機能概要
- より良いプロンプトの書き方(best practices): 第2章「実践のコツ」(公開準備中)
- 目的別の実践ガイド(common workflows): 第2章「よくあるワークフロー」(公開準備中)
- 原文: Quickstart
出典
- Quickstart(取得日: 2026-08-18)